おやすみなさい。またあとで…

子育て、暮らしのあれこれ…

後頭部出血から抜糸までの記録

新年あけましておめでとうございます。に、相応しくないタイトルからのスタートです。実は今年の初詣で娘が転びまして、後頭部を砕石に打ち付け大量出血、救急車で搬送されるという事故が起こりました。でもご安心くださいね、今娘はとても元気で、すでに抜糸も終わりました。なのでこの事故の記録です。

どこで?どうやって?

事故は初詣に行った神社で起きました。神社でお参りを済ませ、今年一年の健康と安全をお祈りした2分後、娘が足を滑らせそのまま後頭部から着地。私が抱き上げると血がぽたんぽたんとジャケットに落ちる有り様。すぐに抱っこで神社にダッシュ、とりあえず中に入れてもらって応急処置をと思ったのですが血が全く止まらずこれはだめだということで救急車を要請しました。初詣はものすごい渋滞で、自家用車では病院まで何時間かかるかわからなかったです。救急車も待てども待てどもこなくてとってもヤキモキしました。私はひたすら泣く娘を抱っこしてタオルをあてて止血をしていました。

救急車に乗った

15分ほどで救急車が到着。娘の名前や住所、年齢、どうやって怪我をしたのかなどを私が伝え、その間傷口を確認したり、心拍や血圧、体温などを測ってくれました。電話でそばにある総合病院へ連絡し、そして移動しました。私と離れるのは得策でないとの考えだったようで、車内でも私が娘を抱っこしていました。途中から血もだいぶ止まり、娘も泣き止み、車内のあれこれをキョロキョロと見ていました。この頃からだいぶ私も冷静になれていました。

手術

病院につくとすぐに外科医と小児科医が待っていてくれ、傷口を確認。ベッドに横にして背中や臀部に異変がないかも診察。結果、後頭部の皮膚が横にぱっくりと割れているということで、縫う必要があるということでした。私と向かい合わせになるように娘を抱っこしたままの手術。まず麻酔。そして頭皮を生理食塩水で洗い、そのあとホチキスみたいな針をパツンパツンと二箇所止めてスプレーをシュー!そのあとガーゼをして、頭部ネットをして終了。手術は本当にあっという間でした。が、すべて私の目の前での作業だったのでとっても辛かったです(私が)。でも娘は手術室に入ってからも全く泣かず、痛かっただろうにけろりとしており、看護師さんに褒められていました。痛くなかったのかな?いや、麻酔の針は痛かっただろうになあ…。

手術後

頭を打った患者は、数時間後に嘔吐やめまい、足がふらつく、握力がなくなるなどの症状が出ることがあるということでひと通りの説明を受けました。

  • お風呂は48時間後から。

  • 嘔吐の可能性があるから食事は消化の良い物を。

  • 抜糸は1週間後。

  • あまり体力を使う遊びをしないこと。

などなど。その説明を受けていると仕事をしていた夫も病院へ駆けつけてくれました。この頃にはもう娘はとっても元気で、あまりの活発さに看護師さんに注意されるほどでした。すみません…。

抜糸

指示通り1週間後に地元の外科(整形外科でした)で抜糸をしてもらいました。まず傷口を見て、何も異変がなかったことを言い、あとはスポンスポンとホチキスみたいな針を抜いて終わり。処置は本当にあっという間でした。1分もかからなかったかな。きっと痛かったと思うんですが、ここでも娘は泣きませんでした。すごいなぁ。本当にがんばり屋さんでした。この日は幼稚園の日だったので、病院から直行で登園しました。

この事故を通して思ったこと

娘、3歳。本当に大きくなりました。いろんなことが一人でできるようになり、一人でやりたがるようになりました。歩くのも上手で、普段は殆ど転びません。でも事故は起こりました。靴が滑って転倒。下が大きな砕石だったのもあり大怪我になってしまいました。私がちゃんと手をつないでいたら。怪我防止のためにしっかり帽子をかぶってたら。そもそも大混雑の中初詣に行かなければ。後悔することがたくさんあります。私もとっても怖かったけれど、怪我をした娘が一番痛くて、一番怖かったよね。本当に悪いことをしました。今回は大怪我をしたけれど、命に別状はなくて本当に不幸中の幸いでした。2度と救急車に乗るようなことにならないように、私も気をつけるし、娘にも気をつけるよう言い聞かせていきたいと思います。

慌てている私達を励まし、救急車を呼んでくださった神社の方々。 適切な処置をしてくださった救急隊員のみなさんと総合病院の先生。 後頭部を打たないように見守り、ケアしてくださった幼稚園の先生。 そして実両親と夫。 大変ご心配をお掛けし、お世話になりました。娘が元気になることができて本当によかったです。ありがとうございました。