おやすみなさい。またあとで…

子育て、暮らしのあれこれ…

おもちゃの取り合い

先日、少し落ち込むことがあり、娘をお昼寝させながら泣きました。
午前中に同じくらいの月齢の子が集まってレクリエーションをする会へ参加したのですが、そこで娘が気に入ったボールをお友達と取り合いしました。
娘が先に遊んでいて、それを床において他のボールを取りに行ったので、あとから来たお友達には、娘がボールを手放したように見えたことでしょう。
しかし娘にとっては、二つ目のボールと今置いたボールの二つを手中に収めて遊びたかったのです。
そこで「ボールを取られちゃった!取り返さなきゃ!」と娘は泣き叫びながらその子からボールを奪い返そうとしたのです。
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しかしあまりの娘の迫力に、お友達はタジタジ、そしてその子のお母さんはなんともシラー…とした私を軽蔑するような表情に。
そしてその直後に「そんなに怒ることないじゃない。」と、ポツリと言いました。
結局そのボールはお友達が諦めてくれました。娘は嬉しそうでした。
でも私はなんだか泣きたいような、逃げ出したいような気になりました。
 
おもちゃの取り合いの時に、親が割って入るのは違う。
親は「順番だよ」とか「貸してあげよう」、「返そう」と声かけする。そしてその通りに優しく行動できたら褒める。もしくは引っ掻いたりつねったり、叩いたりしそうなときにはサッとその行動を諌める。
そういうものだと思っています。
まだまだ大泣きしてしまうと私の声が聞こえなくなる場面もありますが、これは経験を重ねることが大切ですよね。
 
話がズレました。
と、要するに私は私の信念に基づいて行動していたわけですが、今回の相手のお母さんは取り合いを仲裁するべき、とか、娘の手を離させるべき、と思っていたのでしょう。
これは、お互いに理解しあう時間が足りないために起こったことだと思います。
いつも仲良く遊ばせてもらってるママ友の間では、娘は活発な方で男の子に混じってよじ登ったりボールを投げたりして遊んでいます。もちろん取り合いになりますが、相手のお母さんとニコニコ笑いながら今日も元気だねーなんていいながら相手を攻撃しないように注視しています。
そんな環境や関係は恵まれているほうで、初対面の相手と築けるなんて期待してはいけないことでした。

私も母親になってまだ2年弱。
たくさん間違えて、たくさん泣いて、娘と一緒に成長していくのだなあ、と思いました。

今回の経験で得たもの

初対面の相手とおもちゃの取り合いになった時には、いつもより多めに声掛けする。→相手のお母さんへアピール!
もちろん、攻撃しそうなときには娘を引き離す。
取り合いで相手のお母さんから躾ができてないのね、と軽蔑されても、これは娘と私の経験不足が引き起こすことなので、真摯に受け止め、次に生かす。

気の強いやんちゃなお転婆娘。
これは娘のいいところでもあるので、私がその芽を潰さないようにしたい、と思いました。

まだまだ成長途中!

1〜2歳児は自分の欲求に正直。
言葉で言っても理解できない、相手の気持ちが想像できないという面があります。
だからこそ、おもちゃを介してお友だちと遊ぶ際には、「貸して」と「いいよ」「どうぞ」を意識していきたいですね。
貸してもらえたら、「貸してもらえて良かったね」と声掛けすると同時に「⚪︎⚪︎ちゃん、貸してくれてありがとう、やさしいね」と相手の子へ声掛けをすることで、子どもの中に、「貸してあげるのはやさしいことなんだ、褒められることなんだ」という認識が刷り込まれていきます。
その体験をたくさんさせてあげたいなあと思いました。

今回の経験で、次のレクリエーションへ参加するのは辞めようかな…とも思いましたが、一ヶ月後の娘の変化を見届けたいと思います。