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子育て、暮らしのあれこれ…

1歳児とその曽祖父のお葬式

今回私の祖父、娘からすると曽祖父(いつもは大きいおじいちゃん、と呼んでいました)が永眠しました。
1年前に脳梗塞で倒れ、意識は戻ったもののそのまま癌で亡くなりました。

 
私の結婚式や娘を出産した時などに駆けつけてくれるおじいちゃん。
祖父母の中で1番好きでした。
小さい時は大きな公園まで連れて行ってくれ、一緒にディズニーに行ったのもいい思い出です。
 
さて、親族としてのお葬式は私にとってほぼ初めての経験でした。
小さな時に一度出席しましたが、余りに小さすぎて覚えていません。
そこでネットでたくさん情報を仕入れたのですが、1歳児のいるお葬式はどうしたらよいのかはわかりませんでした。
結果、「なんとかなった」というのが結論なのですが、どなたかのお役にたてるかもしれませんので文章にしてみました。
 

準備するもの

まずは子どもの着る洋服を用意しました。
黒い服はなかったので、西松屋で白黒のワンピースを1枚買いました。
半袖のワンピースだったので上にカーディガンを羽織らせました。本来でしたら黒いカーディガンの方がよかったのかもしれませんが、手持ちの白のシンプルなデザインのもので間に合わせました。
1歳児の服装ですから、そんなに過度に気にする必要はないと感じました。
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また、子どもが大好きな静かに遊べるおもちゃ。
絵本とか、お絵かきセットとかの音が出ないもの。これがあるといいかもしれません。
だめだなってなったら、エルゴに入れてお外をお散歩しましょう。
騒いではダメな時間は、案外短いですのでなんとかなります。
 

大体の流れ

お通夜は18時からでした。
私が受付を担当するということで17時には着くようにしようと思っていましたが
急に15時からお手伝いをして欲しいと頼まれ、私だけ先に出かけることに。
お昼寝している娘を夫に任せました。
時間が時間なので、何か食べてから来るといいかもね、と話したこともあって、娘は夕食を少し食べてからきました。
 
17時、娘と夫が葬儀場に到着。
すぐに親族で顔合わせ。
娘や夫と初対面の親族ばかりだったので、娘は泣くかな、と思いましたが、空気を読んでニコニコしてくれました。助かった…。
そしてすぐにお通夜開始。
親族から順にお焼香していきます。
夫と交代で娘の対応をして、しばらくは控室などで遊んでいたのですが、娘の眠気がマックスだったようで、夫と二人で先に帰ってもらいました。
控室にはお弁当などが並び、あいにく暇をつぶせるようなおもちゃも持ち込んでいなかったため静かに過ごすことが困難でした。
本を読んだり、お絵かきして静かに過ごせるお子さんでしたら、もっと違ったかもしれません。
結果、先に帰ったことで周囲の人間に迷惑をかけることなく粛々と式が進んだのでよかったと思います。
私はその後21時まで葬儀場に居り、そこから車で帰りました。
 
次の日。
9時半に葬儀場に集合ということで、朝ご飯を食べて身支度を整えてすぐ出発しました。
途中で娘のおなかがすくと困るので、コンビニでおにぎりを買いました。
が、これはいらなかったですね。
というのも、火葬している際(12時)に助六寿司、すべて終わった後(2時)に豪華なごはんがあったから。
この辺の食事関係については、聞けそうなときに聞いておくといいと思いました。
(おにぎりは美味しく夫と二人で夜食に食べました)
 
さて、食事以外のお葬式について、です。
これも人それぞれだと思うのですが、今回のお葬式は列席者の人数が少なかったため、とてもアットホームでした。
娘がきゃーきゃー言おうが、椅子の間を駆け回ろうが「あらあら、げんきねぇ」と笑ってくださる親族ばかりだったので、その点がとても楽でした。
お葬式中、火葬場での待機中、3日目のお経の間、最後のお食事会中、そんな感じでした。
これが、とっても厳粛な式だったらまた違ったのでしょうね。
ちなみに二日目も、もし娘が大騒ぎでダメそうだったら、夫と二人で先に帰り、私は実母の車に乗せてもらって帰ってくるつもりでした。
 

まとめ

というわけで、私の結論としては、その場の雰囲気にもよりますが、「意外となんとかなる!」ということで。